2005.6.9 ~ 2005.6.21 平成17年 結城市議会 第2回 定例会


たちかわひろとしの一般質問 全文掲載 (1回目)
 
 
今回の一般質問の質問・答弁の全文を掲載しました。

量が多いですが、気長に読んで頂ければと思います。

 
《1回目の質問・答弁》 2回目の質問・答弁 3回目の質問・答弁

 

1回目の質問・答弁

 
 ただいま、議長より発言の許可を頂きましたので、

 通告に従いまして、順次質問をさせていただきます。

 さきほど、中条議員さんからも、しっかりとした議会活動をという要望が

御座いましたので、今回の一般質問、しっかりと最後までやらせて頂きますので、

みなさん、よろしくお願いいたします。

それでは、質問に入ります。


 
  
《公達地域の住環境整備について》
 
 
 まず初めに、公達地域の住環境整備について、質問をさせて頂きます。

 公達地域は結城市の中でも、たいへん大きな住宅地域であり、結城駅からも

近く、小山市への交通の便もよく、周辺地域へのアクセスを考えると、

非常に適している地域であると考えております。

 雨水問題に関しましては、ひとたび雨が降ると水溜りのできる光景があちこちに

みられましたが、当該地域からの強い要望と、それに対する執行部の皆さん、

議員の皆さんの理解により、雨水排水整備事業に着手、推進がなされ、

徐々に改善をされつつある状況でございます。

 また、今年度におきましても、当初予算にて事業費が計上をされ、更なる

事業の推進がなされることを期待しておるところでございます。

 さらに、先の平成17年結城市議会第1回定例会にて、執行部、並びに議員の

皆さんのご理解により、当該地域内の私道を、結城市市道3434号線として

認定を頂きました。

 この道路は、道路両側に住んでいる方のみならず、幼稚園の送迎バスや、

宅急便の配送車など、多くの車、自転車、人などが往来をし、きわめて公共性の

高い道路ということで認定を頂きましたが、それと同時に当該地域の中で

雨水による被害のもっともひどい地域でもございます。

 大雨で玄関先にまで雨水がきてしまい、自宅に入るのすら難儀をする状況で、

事業の立ち上げをお願いする中で、議員の皆さん、執行部の皆さんに、

雨が降るたびに、現地を視察していただいたとの話も伺っております。

 今回の市道認定によりまして、雨水排水事業による整備の考え方を、

今回認定いただいた箇所に着きましても適用をしていただきたいとの、

住民の強い要望のなかでの結城市への寄付申請で御座いまして、

住民の強い気持ちが込められている、ということを、ご理解いただきたいと

思います。

 そこでまず、公達地域雨水排水事業の進捗状況と、当該事業の、

今後の見通しについて、執行部の考え方を答弁頂きたいと思います。
 
 
《市民情報センター運営について》


 つづきまして、市民情報センター運営について質問をいたします。

 市民情報センターは、昨年、平成16年5月15日、結城市市政施行50周年と

あわせてスタートをし、現在では結城市の顔として存在しているのは

周知の事実であるかと思います。

 また、ICタグを用いた書籍の管理を行うという、全国でも画期的な図書館と

いうこともあり、地方自治体はもとより、民間からも多くの方が視察に訪れている

ということも伺っております。

 私も私用で市民情報センターに行く機会がありますが、視察と思われる方々が

館内を見学している様子も見ましたし、インターネットでしらべても、

とある地方自治体の議会の常任委員会で視察に来たレポートが掲載をされて

いるなど、結城市民情報センターが、全国的にも有名な施設になっていることは、

私も理解をしておるところでございます。

 また、昨年4月、会派で茨城県立図書館を視察した際にも、関係者から、

結城市の図書館は今までにない画期的な図書館で、注目をしている、

といった旨の発言も直に耳にしました。

 しかしながら、管理運営という観点で見ると非常に大変であることも、

これもまた事実であると思います。

 一昨年の平成15年 結城市議会第3回定例会の一般質問にて、

9番・中田議員からの質問に対し、年間の維持管理費が概算で2億7500万円と

予測している、との答弁が執行部からなされており、数字の大きさを実感すると

共に、実稼動後、どういった額に推移していくのか、注目をしていきたいと、

大きな関心を持つに至りました。

 その後、本員から、昨年9月の平成16年結城市議会第3回定例会一般質問で、

現状の経費について質問をさせていただきました。

 その際、4月から8月までの、5ヶ月間に関する数値ということで

答弁いただきました。5ヶ月間の電気代、上下水道代、電話料金、人件費の

合計が約3193万円、年間契約のものが17件、約3534万円という

御答弁で御座いました。

 ここから、単純に、月割りの経費分を5でわって12をかけて、年間契約分を

加算して、概算で1年分の経費を計算してみたところ、私の試算では

1億3685万円という数字が出てきました。

 これについては、冷暖房の使用頻度や時期により差があり、一概に月割りで

計算できるものではありませんが、一つの目安とし考えることの出来る

数字ではというふうにみております。

 そして、開館から丸1年を向かえ、最終的な数字が見えてきた時期であるかと

思いますので、再度質問として取り上げさせていただきました。

 開館から丸1年を経過した中で、最終的な年間経費、収支について御答弁を

お願いいたします。

 以上で、1回目の質問を終わります。
 
  

《 答弁者・都市建設部長 》

 
 
《公達地域の住環境整備について》
 
 
 公達地区雨水対策事業の整備状況と、見通しについてでありますが、

この事業は平成12年度より事業に着手しました。雨水排水U字溝敷設の

全体整備計画延長は1936mでございます。平成16年度までに、

1492m施工致しまして77%の進捗率となっております。

 平成17年度は、残っている4路線の雨水排水U字溝敷設工事を予定して

おります。これによりまして、雨水排水事業のU字溝当初計画は完了する

見込みであります。

 また、現在、新たな要望書が提出されております個所につきましては、

市道に認定された経緯も御座いますので、水道配水管等、市水道事業とも

協議を進めながら、雨水排水対策事業として今後整備を図ってまいりたいと

考えております。

 

《 答弁者・教育委員会理事 》

 
 
《市民情報センター運営について》
 
 
 市民情報センターの年間の経費と、収支についてお答えを致します。

 情報センターの管理経費につきましては、平成16年度当初予算額

1億6303万円に対しまして、決算見込額が1億1956万円、

4347万円の残額となっております。このうち、主なものと致しまして

光熱水費は予算額3466万3000円に対し、支出2648万円、内訳は、

電気料金2461万円、上下水道料金187万円となっております。

 委託費は予算額5166万9000円に対し、支出3618万円、

人件費につきましては、予算額5154万円に対しまして、支出4205万円、

当初予算と比較しますと、大幅な支出減となりました。

 また、図書館運営費につきましては、予算額1億3640万3000円に

対しまして、1億2673万4000円の支出となりました。

 したがいまして、両方あわせました予算額は、2億9943万3000円となり、

これに対する支出額は、2億4629万4000円、差し引き額、5313万9000円

となりました。

 またこれまで施設の維持管理費の予測としてご説明してまいりました

2億7500万円との比較においても2870万6000円のコスト削減となりました。

 なお、この他、土地、建物にかかる保険料、また土地の借り上げ料、

としまして1391万円の費用がかかっております。

 収入につきましては、施設使用料などの予算額として、60万8000円を

計上したところで御座いますが442万円の実績がありました。 
 
  

 
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