2004.9.9 ~ 2004.9.24 平成16年度 結城市議会 第3回 定例会


たちかわひろとしの一般質問 質疑要約
 
 
今回の一般質問の質問・答弁の要約をまとめてあります。

できるだけ、ニュアンスを変えずにまとめましたが、

過不足ありましたらご指摘願います。

質問・答弁の全文をご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください。



1.市内巡回バスの運行状況について
 
 

質   問

執 行 部   答 弁

《 質問者:たちかわひろとし 》
 
  
コース及び停留所が追加されたが、追加後の乗客の状況を簡潔に答弁願いたい。
 
 
 
 
 
 
市民から多くの要望が寄せられていると
思うが、代表的なものについて答弁
願いたい。

《 答弁者:市長公室長 》

 

 
 
 
 
 
利用者数総数は、1,160人で、1日あたり
58人が利用されていることになり、7月
までの1日あたりの平均利用者が59名
なので、変更後における増減は特に
見当たらない。

  
 
 
第1点目は、ルートの延伸と変更の要望。
当初の路線では、バスが運行されない
地域があった事から、これらの地域の
方々から是非自分の地域まで回ってほしい
という要望が多数であった。

第2点目は、通院や買い物を考慮した
路線、停留所の設置をしてほしいという事。

巡回バスの利用者の大半は60代、70代の
方々で、その多くが、通院や買い物に利用
したいという事で、それに対応できるルート、停留所の設置を希望された。

この2点についての対応として、当初ルート
で設定されていなかった地区への路線の
延伸と、新ルートの設置、ルート上に皆様
からのご意見やご要望を考慮し、通院や
買い物に利用できる停留所を設置し、

要望等への対応をさせていただいた。
 

《 質問者:たちかわひろとし 》




 
本格導入をする、しないの判断をするに
あたって、導入時の計画を策定して、
コスト面などの検討をしていると考えて
いるが、本格導入時の計画について
答弁願いたい。
 

《 答弁者:市長公室長 》

 
 
導入の時期については、平成16年
第2回定例会にて、平成17年4月を
目標に している旨答弁をしている。

また、現在、試行運行を企画政策課が
担当しているが、本格運行にあたっては、
事業主管課が企画政策課から介護福祉課
等に移行する事
で現在検討をしている。

本格導入に向けた運行方法については、
試行運行路線を基本とし、市直営が
良いか、業者委託が良いか、また、
利用料金の有無、および、バスの形態等、
本格運行計画について各方面より検討中
である。

今後も、試行運行の状況およびアンケート
調査結果等を加味しながら、円滑な市内
巡回バス運行ができるよう取り組んで
いきたいと考えている。
 


2.「スーパーモデル地区」事業を活用しての街づくりについて
 
 

質   問

執 行 部   答 弁

《 質問者:たちかわひろとし 》
 
  
新たな形で、過去の助成よりも支援の
幅を持たせている本事業を利用しての
街づくりは、今後単独での街づくりを
進める本市にとって有益と考えるが、
執行部の考え方を伺いたい
  

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

《 答弁者:都市建設部長 》

 

 
 
 

 
 
 
 
この事業は、国土交通省が人優先の
街づくりとして進めている

「暮らしの道ゾー ン」
「バリアフリー重点整備地区」
「面的無電柱化地区」
「自転車利用倍増地区」

など4つの施策に指定されている市区町村
の中から、さらにこれを推し進めるため、
全国の見本となるモデル地区、10カ所
程度を募集するものであり、モデル地区と
なった地区には事業費について、特別の
支援を行うものとされている。

募集要件は、4つの施策について現に
整備地区として登録されていることが要件と
なる。本市においては、4つの施策のいずれ
にも整備地区として登録されてない。

したがって、現時点でのスーパーモデル
地区事業を活用しての街づくりについては
困難であると考えている。


いま、市財政事情は極度に悪化していると
認識しており、事務事業の推進にあたって、
国・県等の補助事業を的確に把握し特定
財源の確保に全力を尽くし、事業を進めて
いくことが、今一番大事であると考えている。
 

《 質問者:たちかわひろとし 》




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
すみよい町をつくり、住環境を整えていく上で、住宅地やスクールゾーンに対して
  歩行者優先・自転車優先といった道路環境整備が有益と考えるが執行部の考え方を
  伺いたい。

 
  



 
国土交通省でも提言している
「トランジットモール」という考え方を用いた
中心市街地活性化策が海外で効果を
あげている。結城市でも、検討を進めては
どうか

 

《 答弁者:保健福祉部長 》

 
 
歩行者優先、自転車優先の街づくりは、
結城市第4次総合計画を核として、市の
街づくりを定めた都市計画マスタープラン
の中で、街づくりの中における歩行者や
自転車のあり方について言及している。


内容については、効率的な交通体系の
確立として、自家用車依存型の交通
システムの改善を図ることとしており、
その為、公共交通機関の利便性を高めると
共に、乗り継ぎ、乗り換えの為の駐車場、
駐輪場や歩行者、自転車用道路といった
基盤を整備し、公共交通の利用を促進する
ことにより自家用車依存型のシステムの
改善を図るものと定めている。

こうした基本理念を踏まえ、具現化を
図る為、街づくりの施策立案にあたっては
人優先の街づくりを主点とした政策の
展開が必要であると考えている。
 

《 答弁者:産業経済部長 》

 
 
トランジットモール事業は、欧米の都市
では実施されているが、日本の都市では
都市構造、人口密度、合意形成の条件
など異なっており、現実的には難しいと
思われる。


しかし、都市計画街路事業の中で歩行者
専用道路、広場等が整備された所で、
中心市街地活性化に繋がるような
商業振興の施策を検討していきたい。
 



3.市民情報センターの運営状況について

 
 

質   問

執 行 部   答 弁

《 質問者:たちかわひろとし 》
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
  
開館から3ヶ月が経過しての利用者数、
利用団体数について答弁願いたい。

 
 
 
   
 
 
  
稼動3ヶ月間の経費の概算について
答弁願いたい
 
  
  
 

《 答弁者:教育委員会 理事 》

 

 
 
 

 
 
 
 
有料スペースの利用状況については、
既に5番・中条議員にお答えをしたとおり。
 
※中条議員の質問に対する答弁内容

 ・3F 多目的スペース

 5月   2件  3,342人
 6月   9件   845人
 7月   9件   850人
 8月   6件   430人

 ・3F 会議室

 6月   18件  804人
 7月   13件  490人
 8月   11件  255人

 ・駐車場

 5月   3,416台  244台/日
 6月   7,337台  282台/日
 7月   8,507台  315台/日
 8月   7,963台  306台/日
 


2階・無料スペースの利用状況については、
以下のとおり

  5月   111件   403人
  6月   270件  1,174人
  7月   349件  1,592人
  8月   443件  1,653人
 合計  1,173件  4,822人
 

 

 
 
 

 
 
 
 
これまでの経費は4月から8月までの
5ヶ月間で、
 
 ・電気料金     955万 8,652円
 ・電話料       19万 1,780円
 ・上下水道料金   60万 5,134円
 ・人件費     3,193万 9,518円

  合 計    4,229万 5,084円
 
他に、年間委託として施設の維持管理の
為の委託料が 17件 3,534万 5,743円と
なっている。電気料金については、経費の
削減を念頭に管理しており、その効果が
徐々に現れているところである。
 

《 質問者:たちかわひろとし 》




 
利用者からの要望の中で、既に改善した
事例について答弁を願いたい。

 
 
 
 
 



 
6ヶ月前からの予約が可能になった
一方で、締め切りが1週間前というのは
変化が無い。前日、あるいは当日の利用
希望にも対応すべきと考えるがどうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 
できるだけ多くの団体に、利用してもらう
ために、 館内電光掲示板やホームページ
などで予約状況を公開してはどうか?

 
 

《 答弁者:都市建設部長 》

 
 
主なものについては、トイレの中に
フックがほしい、また、物を置く台がほしい、
キッズスペースに遊具がほしい、
地下駐車場に車椅子がほしい、等の
要望があり、関係機関の協力を頂き
ながら、すでに改善、または備品の設置を
している。
 
 
 
3階有料スペース、とくに多目的スペースに
ついては、利用される方によっては
事前に準備すべきものが発生する。
このため、綿密な打ち合わせとそれらに
要する準備期間が必要。また利用目的が、
公共施設を利用することに問題がないか
どうか、利用によって他の基本的人権が
侵害され、公共の福祉が損なわれる
危険性がないかの判断をするため
考査するための時間が必要。

これらを考慮し、申請から許可までには、
ある程度の時間が必要となることを
理解いただきたい。
  
 
 
事前に予約状況がわかるよう
ホームページ等で確認ができるよう、
早急に実施の方向で検討をしている
ところである。

 

 
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