2003年02月28日(金)   お金をかけない政治
私は、過去なんどかこのコーナーで「お金をかけない政治をやる」
という話をしてきた。現在もその気持ちになんら変わりはない。

昔は選挙で飲み食いが横行し、非常にお金がかかったと聞いている。
候補者そのものの考え方はどこかへ行ってしまっていたのだろうか?
過去には、結城市でも選挙期間中、候補者を一同に介して、
立会演説会が行われていたと聞いた。残念ながら、公職選挙法の改正に絡み、
現在では行われていない。私自身としては是非是非復活を望みたい。
私自身の考え方を述べ、皆さんに聞いていただく機会もほしいし、
他の方の結城に対する考え方も聞いてみたい。
市民の皆さんにとっても、大きな判断材料に出来ると思う。

これからの政治活動は、自分の考えをきちんと述べ、賛同してくださる方と
信頼関係で進めていく必要がある。お金をかけなくても、
きちんとした政治活動が出来ると思っているし、実践するつもりである。
他人に使途の説明できないお金の使い方をせず、
皆さんに協力いただいた恩を政治活動でかえすという、
政治家本来のあるべき姿を目指して行きたい。

私は、政治活動で使ったお金も、このサイトで公開していきたいと
考えている。後援会も県の選挙管理委員会に届けてあることから、
後援会の収支も県に報告する義務があり、また、この収支は
だれでも閲覧することが出来る。このような形で政治活動資金をオープンに
していく所存である。

幸い、結城市でも今回の統一地方選挙から選挙費用の公費負担が
行われるようである。私も是非活用させていただきたい。
お金をかけなくても、政治活動をやっていけることを身をもって
実践し、さらに若い人たちが「私も!」と手を挙げてくれる、
そんな結城市政の雰囲気をつくりたい。


2003年02月25日(火)   「こども課」
今日、とある方からこんな話を聞いた。

群馬県太田市には「こども課」が存在して、
子育てをする親の支援をしている。

というものだった。現在、福祉事業やボランティア事業が
拡充し、お年寄りに対するサービスはすこしずつ改善されているが、
未来ある子供たちを育てていく親たちを支援している部門が
少ないとの話だった。

帰宅後、早速インターネットで調査してみた。
それによると、群馬県太田市では、様々な課に分かれ不便との
声が出ていた子供と高齢者向けの行政サービスをそれぞれ
一本化する抜本的な機構改革を検討し、二〇〇〇年四月を
めどに、市長部局に「こども課」と「おとしより課」を
新設する、というものだった。

実際に群馬県太田市のHPを見てみると、「こども課」が
存在している。自治省でも、窓口一本化というスタンスでの
この機構改革に、当時かなり注目していたとの事。

行政サービス、民間のサービス(お問い合わせ)などは
窓口が一本化されなかったり、俗に言う「たらいまわし」に
あったりといった話をよく耳にする。

住民側の視点に立っての機構改革は歓迎すべき点であり、
私自身も勉強し、そういった提言が出来るような始点を
持ちたいと考えている。機会があれば群馬県太田市の
「こども課」も訪問してみたいと思っている。


2003年02月24日(月)   市町村合併 地区別懇談会
今日、小田林コミュニティーセンターで行われた
市町村合併 地区別懇談会(城西学区)に参加してきた。

参加にあたっては、いきなり説明を聞いても解らないことが
多いだろうと思い、茨城県のHPに掲載されていた
「茨城県市町村合併推進要綱」や、下館市のHPに掲載されていた
筑西広域合併を想定したときの検討資料を一読して望んだ。

今回、私は結城市が独自に分析した資料や話が聞けると
期待して参加したのだが、そういった資料は見当たらなかった。
合併そのもののメリット・デメリットについては
「茨城県市町村合併推進要綱」をベースとした資料で
行われ、結城市独自の見解はなかった。
(財政支援措置、職員&議員の削減見込みの数字が列挙された資料であった)

会場の皆さんからも「合併先の状況や、どこと合併すると
どんなメリットがあるのか?」との質問があったが、
筑西広域の各市町村の借金の額が口頭でのべられるだけで、
具体的なメリット・デメリットについて、回答はなかった。

また、市町村合併特例法の期限である平成17年3月までに
合併するためには、今度の6月くらいをメドに、
法定の合併協議会を設立する必要があるとのスケジュールも
口頭で発表され、その参考にするための市民アンケートも
実施されるとのことだった。

ただ、説明会に参加していない方が、資料だけで判断するのは
難しいと感じる。結城を主観とした場合の具体的な
メリット・デメリットの資料がなく、私自身、説明をきいても
判断がつかない状況だった。説明会に参加されてない方が、
資料だけで判断できるのだろうか?

市側はアンケートの回収率を上げたいとコメントしていたが、
それならば、関心を持ってもらうようにもっと具体的な資料を
提示するとか、サラリーマンの人にも説明会に参加できるように
休日にも行うなど、もっと工夫が必要だと思う。

みなさんのお手元にも、近日中に資料&アンケートが配布されると思う。
その資料をご覧頂いて、不明点を市に質問するなど、情報を求めてほしい。
そういった声が多数挙がれば、市側も動いていただけるだろうと思う。


2003年02月22日(土)   市の行政改革は合併に頼らずに・・・
一昨日、筑西広域合併が行われた場合の、下館市の
分析結果の掲載されたサイトをご紹介した。

合併により特別職が減り、経費が削減できるのは確かである。

一方、合併によって対住民のサービスが向上されるのであろうか?
これは必ずしもYESとはいえないだろう。
私は、住民に対するサービスの向上は、合併をしなくても
取り組める問題だと思っている。つまり行政側の意識の
問題だと思っている。合併によって、サービスの質が
低下してしまうことだって考えられる。

単純に考えれば、巨大な市になればなるほど、隅々まで目が
行き届かなくなるだろう。となると、合併後も合併前のように
周辺住民に目を向けて行く為には、行政側にも、今以上に
意識して取り組んでもらう必要がある。

だからこそ、市の行政改革は、合併とは切り離してしっかり
取り組んでもらいたいと思う。現状の規模の都市で改革が出来なくて、
大きな都市で改革ができるワケがないと思う。

幸い、結城市にも「新・結城市行財政改革大綱」なる、行政改革案が
きちんと存在している。平成12年度から平成16年度までの
5ヵ年計画で取り組まれているようである。
そろそろ平成14年度も終わりに近づき、5年のうちの3年が経過する。
当初目標のうち、どのくらいが達成できたのかなど、途中経過も
聞いてみたいと思っている。

全文が結城市役所HPに掲載されているので、興味のある方は
ご覧いただきたいと思う。

http://www.city.yuki.ibaraki.jp/sisei/gyokaku/gyoukaku.htm






2003年02月20日(木)   合併後の財政効果
結城市でも市町村合併の築別説明会が始まる。

私も、とある会場での説明会に参加するつもりである。
しかし、ただ参加するだけでは話を聞くだけになってしまうので、
それなりに勉強をしていこうと思い、インターネットで
資料を収集している最中である。

今日、たまたま下記のHPを発見した。
筑西広域での合併が具申されたときに、下館市で分析を行った結果が
掲載されているHPである。下館市に主観をおいて分析された内容で
あるが、職員数の変動と、それに伴う報酬の変動の試算も掲載されており、
全てを読んだわけではないが、細かく分析された資料であった。
12月議会の一般質問で、合併に伴い、報酬がどのくらい節約できるかを
質問している議員もおられたが、その回答そのまんまの資料が、
1年前に既に情報公開されていたのである。

参考までにURLを掲載するので、興味ある方はご覧になって
頂きたいと思う。

http://www.city.shimodate.ibaraki.jp/gappei.html

これからも情報収集を行い、住民にとってのメリット・デメリットの
情報も調べていきたいと思う。


また、今日の題目に全く関係のない、余談ではあるが、
私に関する噂を2つほど耳にした。いずれも身に覚えがなく、
事実と全く異なる噂である。

内容がどうあれ、噂が立つということを注目を頂いていると
受け止め、今後も邁進して行きたいと思う今日この頃である。


2003年02月19日(水)   衆議院の比例代表選挙
自民党では、次回の衆議院・比例代表選の立候補対象を
73歳以下にするらしい。いわゆる73歳定年制の導入である。
しかしながら、というか、自分の都合よく決まりを作るというか、
「国政に多大な貢献した人は特例とする」らしい。
せっかく定年制らしきものが導入されると思いきや、
またも抜け道が作られている。党とすれば、首相経験者を
はずすわけには行かないのだろう。しかし、取り組みを示す一方で、
こんなにも解りやすい抜け道をつくっていては、国民の皆さんも
納得しないだろう・・・。

もう1つ。選挙区と比例代表の重複立候補が出来ること。
選挙区で落ちた人が、比例代表で復活当選する。
これを「ゾンビ」という表現をしている人もいた。
これでは何のための審判(=選挙)なのか、さっぱりわからない。

国民の審判を受けるための選挙の仕組みが、そのときそのときの
時代に合わせて、議員の都合のよい形に変えられている。
これだけ時代に順応する力があるのなら、もっと他の部分で
発揮してほしいものである。自分のための部分で順応性を発揮せず、
もっとやるべきことをやってほしいと思う。


2003年02月18日(火)   問題提起の切り口
今日、小学校時代の友人から、アンケートの回答依頼のメールが来た。

その友人は、東京で女性誌の編集の仕事をしている。
よくよく読んでみると、『オトコのオ財布事情にみる恋愛傾向』
という題材でアンケートを取り、お金の使い方から恋愛の傾向を見る
という内容であった。

そのメールを読みながら、色々な切り口を探すのも大事な仕事だと痛感した。
一口に問題提起といっても、見る角度はさまざまである。
以前ここで紹介した、前神奈川県逗子市議会議員・小谷章さんも、
毎日面白い切り口で市の行政について考えを語っている。
この方のHPや、今回のメールなどを見ると、私もまだまだ
頭が固いなとおもってしまう。ここの更新を行う題材を考えるのも
やっとのことである。修行が足りないなとつくづく思う。

問題の切り口は、ふだんの日常の何気ないひとコマにあるのだろう。
皆さんと話した内容から、雑誌やテレビで目にした内容から・・・。
さまざまなメディアから問題提起の切り口は見つけ出せると思う。
一般の市民の皆さんと近い感覚なのであるから、普段の日常から、
みんなが疑問に思うことを出していこうと思っている。

友人には、早々にメールにてアンケートの回答を送付させて頂いた。
雑誌が完成したときには、一冊送付願いたいとの依頼をそえて・・・。





2003年02月16日(火)   合併にもの申す・・・
合併問題。いま全国で話題になっている。
結城でも、各地区で説明会が順次行われる。

全国での合併審議のケースをよく耳にするが、合併協議会の名前を
決める段階で対立がおきて解散するケースなど、実際にすんでいる
住民の意向とは別次元で進んでいるケースが多々見られる。

合併そのものについても、合併したときのメリット・デメリットが
あまりよく審議されていないように思える。合併のパターンによって
メリット・デメリットは異なるし、合併しなかった場合のシミュレーションも
必要である。
世の中は合併ありきで進んでいるが、「合併しない」というのも
選択肢の一つとして考えてもよいと思う。そのためには、結城市が
今後単独で活性化を考えていくわけであるから、マスタープランや、
結城市の行財政改革とセットで進める必要があるとおもう。
全国的な空気として、合併=特例金めあて のような気がしてならない。
住民の声はどっかへ行ってしまっていると思う。

住民側にとって見れば、合併について説明会があったとしても、
情報が少なすぎては、判断のしようがないと思う。

私も、とある会場での説明会に参加する予定でいる。
合併のパターンによる分析結果などの情報を求めていくのはもちろんの事、
合併そのものを結城市としてどう考えているのかを聞いてみたいと思う。


2003年02月15日(土)   市民側にたった日程を組んでほしい
今日、とある方と食事をしたときに、こんな話になった。

結城の市町村合併問題はどうなったのだろう?

と・・・。私自身も、非常に気になっている問題である。
昨年、結城市のホームページでアンケートをとっていたと
記憶していたが、その結果はどうなったのだろうか?
県からの素案として、結城・下館・真壁郡・岩瀬町までの
筑西広域での提案があったり、新聞では、真壁郡での合併が
進んでいるなどの記事を目にする。

結城市でも、市町村合併の説明会が順次始まるようだ。
これについても市民の方から「なぜ平日の夜にやるのだろうか」
との意見があった。これでは参加したくても参加できない人も
たくさんいるのではないだろうか?

これに似た例として、1/31 午後6時から、マスタープラン策定の
説明会が下り松のコミュニティーセンターで行われた。
面白いことに、同じ日の夕方から自治協力員連絡協議会が
行われていた。それもあって、マスタープラン策定の説明会に
参加していたのは7名ほど・・・。市側でも、参加者が両方に該当して
しまうのは、明らかにわかっていると思う。
その調整が出来なかったのだろうか?
説明会で、「予定の調整が出来なかったのか?」との質問を
投げている方もおられた。普通に考えれば疑問に思うのは当然だと思う。

上記2点を考えると、どうも市民側の視点に立った日程が組まれて
いないような気がする。これも横の組織間の連携が無いからなのだろうか?

この辺を、どういった考えで進めているのか、後々聞いてみたいと思っている。


2003年02月14日(金)   テロ対策でイルカ導入
今朝のニュースで、上記のような内容のニュースが
報道されていた。アメリカ海軍がイルカを調教し、
テロの対策に使用するというもの。イルカは知能が高く、
また、海の中だけでなく海岸でも行動できることから
採用されたという事である。アメリカ海軍は、年間15億ほどの
予算を使っており、本腰を入れて取り組んでいるようである。

ただ、テロ対策とはいえ、軍の作戦に動物を導入することには
いささか抵抗を感じる。第二次世界大戦でも、日本は魚雷艇や
零戦で特攻し、たくさんの命が失われた。私にはイルカたちが
それとだぶって見えてしまった。

同じ動物を頼るのであっても、警察犬や盲導犬とはわけが違うと
思う。いずれも人間にない能力を動物に借りて一緒にがんばるのに対して、
今回のイルカの場合は、単に兵隊として位置づけているように
思えてならない。

イルカがどんな場面で投入されるのかについては公にされてない
ようであるが、今後も関心を持っていきたいニュースとなった。


2003年02月12日(水)   土曜のATM使用料金有料化
朝日新聞のサイトで、大手銀行が土曜のATM使用料有料化を
検討しているとの記事が掲載された。記事の内容自体は、
銀行が一斉に有料化に踏み切るのは、カルテルの可能性が
あるのでは?との事から調査しているとの内容であった。

私は常々、銀行のサービスも拡大すべきと考えている。
窓口業務も午後3時終了から、6時くらいまでに拡大すべきでは
とおもっておる。午後3時まででは、一般の会社員さんは
なかなか利用できない。私も会社員時代は、お昼休みになった途端に、
窓口にすっ飛んでいったものだ。窓口でなくても住む用事は、
土曜日にATMで済ませることが多かった。しかし土曜の
ATM利用料有料化で、ますます消費抑制に拍車がかかるのでは?と
思っている。いま銀行の預金利子は非常に少ない。ATMの使用料で
1年分の利子くらいすっ飛んでしまうだろう。しかも自分のお金を
預けておろすだけなのに減っていくというのも、なんとも不思議な
気分である。ケチといわれればそれまでだが、同じ事を思うひとも
多いはず。

行政同様、銀行もサービス拡大に努めてほしいと思う。
銀行も業務が難しく、なかなかオープンにならない業界だと思う。
サービスの拡大と業務のオープン化をすすめて、銀行の健全体質が
アピールできれば、預金拡大にもつながり、多少のサービス料ならば
預金者も快く受け止めるだろう。

何においても大切なのは、情報公開なのだろう。


2003年02月11日(火)   不思議な区画整理
今日、とあるお宅でこんな話を聞いた。

ある地域で区画整理を実施した際、計画上で道路になると
決まったはずの場所に家が建ち、その結果、その道路は、
その方の土地の上を通ることになってしまった。
当初予定より4mも内側に道路が通され、土地の形が計画と
大きく変わってしまった。

その方が不思議に思い、私もそれを聞いて単純に不思議に
思ったのだが、なぜ道路が通る計画となった場所に、
家が出来てしまったのか? いったい計画って何なのだろうと
思ってしまう。道路にするという設計をしたところへ、
家を建てることが出来てしまうのだろうか?
また、その方の家の近くに、利用し難い保留地がのこっており、
買い手がつかないとか・・・。家を建てたりは出来そうもないらしい。
私はその土地を見たわけではないのではっきりとはいえないが、
この二つを単純に聞く限りでは、設計に先見性・計画性がないと
思ってしまった。保留地を売ったお金は区画整理事業の大事な
財源となるはずである。しかし、その土地が利便性のない土地であれば、
当然売れる見込みはない。売れる保留地をつくるべきといっている
ワケではないが、財源として見込むのであれば、それなりの
計画で物事が進むと思うのだが・・・。

まだ、私自身この話を聞いただけで、いきさつや現状をみていないので、
感想を述べるに留めるが、それはそれとして、こういった市民の
皆さんが不思議に思うことを、わかりやすく答えてくれる
機関はないものだろうか?


2003年02月10日(月)   公園の設置の声
最近、立場が立場なだけに、いろいろな人と話す機会が増えた。
道路や下水などの環境整備を望む方や、議員が普段どんな活動を
しているかをオープンにしてほしいなど、たくさんの声を
頂いている。私としてはたくさんの人の声に耳を傾け、
政策に組み入れて行きたいと思っている。

先日、近所に同級生から、「公達に公園がほしい」との要望を頂いた。
よくよく聞いてみると、公達にパチンコ店が開店したことで、
お店に行くために公達町内を走る車が増えた。しかも、
せまい道をけっこうな速度で走っている。これではとても危なくて
子供を遊ばせられない。子供たちを思いっきり遊ばせることが
できるような公園がほしい、という内容だった。

これは子供がいない私には、なかなか思いつかない意見だ。
その方には、区画整理が行われれば減歩で土地は減ってしまうが、
道路が整備されたり、公園が作られるという形で還元されるんだよ、
という話をさせてもらった。また、今後もざっくばらんに意見を聞かせて
ほしいという話もして、その場は終わった。

いろいろな方が、いろいろな視点で地元をよくしたいと考えている。
そういった意見をを気軽に話してくれることにも感謝している。
今後も、皆さんが気軽に声をかけてくれたり、アイデアを出しあえる、
そんな関係でいたいと思っている。


2003年02月09日(日)   闘うプログラマー
今日は、私の前職のお話。

私の前職は、システムエンジニア。業務の効率を上げたり、
情報を管理するソフトを作ったり、小規模の事務所の
パソコン同士をつなぎ合わせてネットワークを作ったり。
必要に応じたパソコンを選んだり、場合によっては、
業務に適した部品でパソコンを組み立てたりといった、
購入支援も行う。

・・・というとかっこよく見えるかもしれないが、決してカッコいいだけではない。
ひとたびシステムがおかしくなると、原因がわかるまで調査、調査・・・。
ある人は、システムエンジニアを「机上の土方」と言っていた。
確かにシステムの間違い探しをするときには、常にデータと
にらめっこ。プログラムの間違いで壊してしまったデータを
元に戻すために、昼飯を食べるのも忘れて復旧に没頭し、
気がついたら日付が変わっていたこともあった。

とは言うものの、なかなか想像できない世界かもしれない。
ここでお勧めの本が「闘うプログラマー」という本である。
この本は、いま、多くの人たちが使っているWindowsXPの前身である
「WindowsNT」の開発に関するお話である。システムエンジニアの
現場が、そのまんま描かれている本である。現場を見ているだけに
描写のすばらしさには感心している。就職前にこの本に出会っていたら、
私はこの道を選択しなかったのかもしれない・・・。

こんな仕事なんだ・・・ってカンジで読んでいただければと思う。


2003年02月07日(金)   未来は自分で作るもの
今日、テレビで「BACK TO THE FUTURE Ⅲ」が放送されていた。
所用で外出していたり、帰宅後もバタバタしていたりで、
遅い夕食をとりながら、たまたまついていたテレビで
最後のシーンだけを見る格好だったが・・・。

そのシーンで、未来のことが書かれた紙に書いてあたった文字が
消えてしまった。ストーリーから想像するに、主人公の活躍で
歴史が変わり、未来が変わったからだろう。消えていく文字の
シーンを見ながら、とっさにそう思ったし、おそらくそんな
セリフが出てくるのだろうと思っていた。

しかし、そのことを質問した主人公に、博士(?)が
こんなステキな答え方をしたのだった。

「未来は真っ白なものだよ。
 未来は、自分たちがこれから作っていくものだから…」

久しぶりにいい言葉を聴いた気がした。
とくに「自分たちがこれから作るもの」という言葉に
夢がこもっているなと感じた。それよりなにより、こういう
夢を与えるようなセリフの書ける心があることを
何よりうらやましく思った。私もそんなセリフを語れるような
人になりたいなとも思った。

けっして格好つけるわけではなく、自分の言葉で、
未来を語り、実行していく人間になりたい。


2003年02月06日(木)   ふれあい電話・顕彰受賞祝賀会
昨日、ふれあい電話の顕彰祝賀会に出席させていただいた。
これは、常陽新聞厚生文化事業団の「第15回福祉・文化顕彰」を
受賞した記念ということで、結城市及び結城市社会福祉協議会の
主催で行われたものである。

私はふれあい電話に入れていただいて、まだ1ヶ月しかたっておらず、
受賞には全く貢献してない事もあり、とても祝賀会に出席できる
立場ではなかったが、皆さんのお祝いということで、末席で
参加させていただいた。

ふれあい電話は、平成2年7月に発足して依頼、12年間、皆さんの
努力で続けられてきた会である。詳しい活動内容は、
「かつどうほうこく」でご紹介させていただいているので、
ここでは割愛させていただく。祝賀会は、結城市長、
社会福祉協議会、発足当初から会の活動にご尽力された会員さん、
現在の会員さんなど、約20名の方の出席で行われた。

私自身も、ボランティア活動がどのような形で行われているか、
現場を見たいというのが、参加する最初の動機だった。
現場を自分の目で見て、体験して、初めて語れると思っている。
「まず現場を知る」という主義で参加させていただいた。

結城市でも色々なボランティア団体が存在し、たくさんの方が
活動されていると思う。そういった方の活動を、目に見える形で紹介し、
皆さんが一生懸命活動していることを広く知らしめたいと考えている。
何事をやるにも、現場が一番大変である。しかしながら、現場の人たちの
動きというものは、なかなか見えにくく、評価されにくいとも思っている。
そういった、見えないところでがんばっている方たちを、
どんどん紹介して行きたいと思っている。

ちなみに、私も本日、ふれあい電話の活動デビューとして
電話をかけさせていただいた。どんなことを話したらよいか、
緊張しながらの活動だったが、対象の皆さんとの会話も思ったよりはずみ、
何とか無事に活動を開始することが出来た。

今後も会の皆さんのご助言も頂きながら、活動に参加できる機会を
増やして行きたいと思う。


2003年02月04日(火)   「無党派」の本当の意味
「無党派」ここ数年、よく耳にする言葉である。
私が認識している無党派とは、どの政党の考え方にも属さない、
独自の政策を持って行動する人のことだと思っている。

しかし、ここ数年の動きを見ていると、無党派=選挙戦を有利に
戦うための看板 と思えてならない。確かにここ数年、無党派層が台頭し、
無党派を掲げる方たちの勢力が拡大した。当時の無党派の人たちは、
真の意味で政党に属さない独自の考え方で政策を掲げ、活動して
来たのだと思う。

しかし、最近の動きを見ると、どうもそうではなさそうだ。

ある新聞のサイトで、民主党の国会議員が神奈川県知事選挙に
出馬表明をしたとの記事が掲載されたが、その記事の中で、
「民主党を離党し、無党派で戦う」とのコメントが掲載されていた。

だが、離党に至った明確な理由は掲載されていなかった。
党の考え方と自分の考え方に違いが現れての離党なら話はわかる。
しかし、記事を見た限りでは、無党派を掲げるためだけの離党としか
考えられない。今までの考え方はどっかへ行ってしまったのだろうか?
自分の考え方が正しいと思えるのなら、政党に所属したまま出馬すべきと
おもうのだか・・・。考え方より「無党派」の看板を掲げることを
優先したのだろうか・・・。


「無党派」という言葉の真意がぶっ飛んでしまったと思えてならない。
私は「無党派」だからこそ、その人の政策、人となりが重要だと思う。
気軽に看板として掲げるものではないと思っているし、
私自身も考え方を明確にし、政策を掲げて活動する所存である。

市民の皆さんも、その人の政策・活動に目を向けていってほしいと思う。
「無党派」の真の意味も一緒に考えていただければと思う。


2003年02月03日(月)   加害者ばかりが保護される現状
今朝、テレビのワイドショーでこんなニュースが流れていた。

「ある古本屋さんで、万引きをした少年を店長さんが保護し、
 警察官にゆだねる際、少年が逃走し、警察官が追いかけた。
 少年は遮断機の降りた踏切に進入し、電車に引かれて亡くなった。
 この事件で、一般市民から店主に抗議のFAXが殺到し、
 店主は店を閉めることにした・・・。」

私はこのニュースを聞いて、憤りを感じた。

少年がなくなったことは、確かに不幸なことである。
こういってしまうと語弊があるが、万引き程度で命を落とすのは
非常に悔やまれるできごとだと思う。
しかしながら、少年が「万引き」をしたというのも事実である。
額に関係なく、人のものを盗むのはいけないことである。
注意をした店主も、少年に悪いことを悪いときちんと教えて、
二度とこういうことをしてほしくないという気持ちからだったと思う。
しかし、そういう事実を棚上げして、一方的に店主が攻められたというのがびっくりした。注意するというごくごくあたりまえの
行為が批判の対称になる、なんともおかしな事である

しかも、驚いたのは、亡くなった少年の父が、「店の前を通るたびに、
思い出してしまうので、店を閉めてくれてよかった」という内容を
コメントしていた。自分の子供が悪いことをしたという意識が
全くないように思えた・・・。

夕方、別の番組でもこのニュースが取り上げられていた。
そこでは、一度閉店を決めたものの、その後、市民の皆さんから、
「注意は当然」「店主は悪くない」「営業を続けるべきだ」と
いった励ましのFAXが多数届き、店主も営業を続けることを決意した、
との内容が報道されていた。


昨今、プライバシーの保護という名のもとに、加害者の犯した犯罪を
棚上げして、加害者を保護しようという意識が強すぎるようだ。
被害者ばかりがマスコミの取材にあい、加害者は「今後の更生の余地」を
残すために過剰な取材から保護される・・・。

注意されて、逆切れして注意した人に暴行を加えるといった事件も
多発している。

悪いことを悪いと注意できず、容認するような世の中にも
なってきているのだろうか。ちょっと前では考えられないような
デキゴトである。


2003年02月02日(日)   シャトルの事故
日本時間で2/1(土)深夜、スペースシャトル「コロンビア」が地球帰還中に、
空中分解し、乗組員7名が帰らぬ人となった。
宇宙開発の発展のために活躍し、犠牲となった皆さんの
ご冥福を心からお祈りしたい。

なぜ、このことを今日の話題として書いたかというと、遠い昔、
宇宙飛行士になりたいと思っていた時期があったからだ。
たしか小学校3年生のころだったと思う。宇宙ステーションで
色々な実験をしたい、船外活動をしたい、といった、いろいろな思いを
巡らせていた。学校の授業で「夢」という題材で作文を書いたときも、
宇宙飛行士になりたい、という内容で書いたことを記憶している。

将来、気軽に宇宙に行ける時代が来ることは間違いない。
そのときには、今の宇宙飛行士のように仰々しい装備も必要なく、
メディカルチェックなどもないのだろう。飛行機や電車に乗るような
感覚で、宇宙に飛び出していくことが出来るのであろう。
そして、その気軽な宇宙旅行を可能にするために、たくさんの人たちの
努力と犠牲があったことを忘れてはいけないと思う。

余談ではあるが、その後私の夢は大きく変わった。
小学校の卒業アルバムには「コンピュータソフト関係の仕事」、
中学校の卒業文集では「社長か政治家」と書いてあった。
先見の目があったのか単に好きだっただけなのか、小学校の
夢のとおり、コンピュータ業界の端くれに身をおくことが出来た。
さらに、今、中学校の時の夢の実現に向かって活動している。

「夢」というと、現実とはなれた・・・という感覚があるのかもしれないが、
「夢」をもてなくなるという、心の廃れた世の中にはしたくない。

それには、努力して「夢」を「現実」にすることができることを、
身をもって示して行きたいと思う。


2003年02月01日(土)   国会議員の議会中の内職?
1/31発売のフライデーに、国会議員の議会中の様子の写真が掲載された。
これを見ると、さすがにあきれてくる。寝ている人、携帯でメールを打つ人、
年賀状を書く人、本を読む人、まあ、よくもこれだけ撮影したものだと思う。

以前、下野新聞に栃木県議会の委員会で居眠りをしていた人の
記事が掲載されたことをここでも書いたが、今回の記事も、
読めば読むほど、あきれてしまう。

また、テレビでも、委員会に議員が出席せず、欠席多数で委員会が
成立しない状態に陥り、国会対策委員が奔走して議員に出席を促し、
やっとのことで審議を進めているといったことも報道されていた。
先日成立した拉致被害者救済のための法案を審議していた委員会でも、
出席議員が少なく、拉致被害者の家族が不安そうな顔で傍聴している
姿が報道された。

フライデーの記事では「若き納税者も怒れ!バカ国会議員リスト」と
題して掲載されていたが、こういったことはどんどんやってほしい。
記事では、欧米で議員が議会中で居眠りしようものなら次の選挙は
相当苦しくなる、との状況も紹介されていた。

また、市民も議会傍聴に参加し、自分が投票した議員がきちんと
活動しているか、市民の声を代弁しているかをチェックすべきである。
国会議員がこういった状況になっているのは、国民をバカにしているのか、
あるいは選挙区だけでいい顔をしているのか・・・。
いずれにせよ、勤務中である「議会」「委員会」でこういったことを
しているのは職務怠慢以外の何者でもない。

もっとしっかりとした態度で臨んでほしいと思う。