2003.9.12 ~ 2003.9.26 結城市議会 第3回 定例会


請願第2号 労働法制の改悪に反対する請願
 
注意 : 平成15年度 結城市議会 第2回定例会にて継続審議となっていた請願
  

請願の趣旨


 
  政府・与党は、企業のリストラ・合理化をいっそうやりやすくするために、労働基準法を

 はじめとする労働法制の改悪や規制の緩和を打ち出しました。

  本来、労働者の雇用や権利を守るはずの労働基準法に、「使用者は・・・動労者を解雇する

 ことができる」ということが明記されようとしています。また、サービス残業や長時間過密労働を

 引き起こしている「裁量労働制」の適用対象業務の拡大や短期雇用で労働者を入れ替えやすく

 するために有期雇用契約期間の1年から3年への延長を行おうとしています。さらに、

 労働者派遣法では、今まで禁止されていた製造業への派遣解禁、派遣期間の1年から3年への

 延長なども行おうとしています。

  これらの労働法制の改悪は、雇用をいっそう不安定な状況に追いやることになります。

  以上の立場から貴議会に置かれましても、政府関係機関に意見書を提出されますよう、

 地方自治法第124条の規定により請願します。


  請願項目

  1.「解雇自由」の原則を撤回し、労働基準法に「整理解雇4条件」を盛り込むこと。

  2.裁量労働制(企画型)の導入条件を緩和しないこと。

  3.有期雇用契約上の上限を延長せず、契約を更新する場合には期間の定めのない

    契約にすること。

  4.労働者派遣事業を拡大しないこと。派遣労働者とりわけ登録型派遣労働者の雇用と

    権利を保護する具体的措置を取ること。
 
 


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