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(1)概要
通学路に隣接するご家庭に御願いしている「子どもを守る家」
子どもたちが登下校中に、不振な人に声をかけられたり、また、怪我をしてしまったときに
助けを求めるなどのよりどころとして、重要な位置づけとなっている。
今回、不振な人に声をかけられた場合に、「子どもを守る家」に逃げ込み、
警察に通報するまでを訓練することにより、子どもたちに、昨今こういった事件が
多発している状況を認識してもらい、また、「子どもを守る家」を、子どもたちにとって
気軽に立ち寄れる場として認識してもらうことが目的と感じた。
(2)模擬訓練
訓練は、下記の3種類の事例で行われた。
① 徒歩で声をかけられた場合
② 自転車に乗っている不審者から声をかけられた場合
③ 自動車に乗っている不審者から声をかけられた場合
いずれの場合にも、子どもたちが不審者に声をかけられ、大声を上げて逃げ、
「子どもを守る家」の方が、その状況、不審者の特徴を聞き取り、
警察に通報するところまでを訓練した。
(3)所見
説明に来てくださった結城警察・生活安全課長さんの話では、須賀川で起きた事件の
犯人が笠間で捕まった事例があるなど、犯罪が広域性を持ってきているとの話を伺った。
また、こういった事件が発生する過程で、当該地域で未遂事件が多発するなどの
予兆が必ずあるので、未遂だからといって安心せず、必ず警察へ通報をして
欲しいとの話を伺った。
隣の八千代町で児童連れ去り未遂事件が発生しており、前述の話を聞くと
結城市内でも安心できる状況でないことは、明らかである。
また、子どもたちが抵抗無く「子どもを守る家」に逃げ込めるように、集団下校の際に
学校の職員さんが同行して、「子どもを守る家」を引き受けてくださっているご家庭を
訪問して、児童との顔合わせも実施しているとの事。
子どもたちにも、今回訓練した3つの事例だけに限らず、常に危険が潜んでいるという
認識を持ってもらい、一人で帰らない、知らない人について行かないなど、普段から
予防策をとってもらいたいと思っている。
地域と学校の連携の必要さをあらためて認識するよい機会ともなった。
(4)その他
とっさの事態の中で、子どもたちが犯人の特徴を覚えるのは非常に難しい。
自分のご両親の体格と実際の身長・体重を把握しておき、自分の親と比べて
大きかった、小さかったなどで犯人の特徴を判りやすくするのも手段の1つである。
(訓練の後、反省会の席上でとある自治会の会長さんからのご意見)
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