2003.10.2 民政会 栃木市役所(入札制度関係) 栃木市図書館 研修
 
 

去る、平成15年10月2日に、民政会の皆さんと臼井県議会議員と、

栃木市へ研修に行ってきました。

栃木市では、県の指導の下に、請負業者指名停止基準の改正を行い、

暴力団と親密な関係にある企業を

指名停止にする基準を新たに盛り込みました。(栃木県内初)

また、結城市でも(仮称)市民情報センターの来年稼動を迎えて、

近隣の図書館である栃木市図書館を訪問し、

経費などの運営にあたっての状況も研修してきました。
 
 
写真をクリックすると、拡大されますので合わせてご覧下さい。

 
 
1.栃木市役所 総務部 契約検査課

  
 
 (1)概要
 
 
  栃木市の契約基準の元になった「中央公共工事契約制度運用連絡協議会」が示す

  指名停止の措置要領モデルが改正されたことに伴い、これに準用する形での改正だそうです。

  また、昨今、行政対象暴力が深刻化する中で、栃木県の指導の下に、新たに


  「暴力団関係者と密接な交際を有する場合」
を指名停止の基準に加えました。

  これは、栃木県内初との事です。
 
 
 (2)条文について
 
 
  ① 強化部分 ・・・ それぞれ指名停止期間を増加

    ・ 贈賄
    ・ 独占禁止法違反行為
    ・ 競売入札妨害または談合

  ② 暴力団関係者に関する条文(強化及び追加) ・・・ 頂いた資料より抜粋

措置用件

指名停止期間 対象地域

(1)

有資格業者である個人、有資格業者の役員
又は有資格業者の経営に事実上参加している
者が、組織又は集団の威力を背景に集団的に
又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれが
ある組織の関係者(以下「暴力団関係者」と
いう。)であると認められるとき。
6ヶ月を経過し
かつ改善されたと
認められるまで
全都道府県

(2)

有資格業者である個人、有資格業者の役員が
業務に関し不正に財産上の利益を得るため
又は債務の履行を強要するために、暴力団
関係者を使用したと認められるとき。
2ヶ月を経過し
かつ改善されたと
認められるまで
(2ヶ月以上
6ヶ月以内)
全都道府県

(3)

有資格業者である個人、有資格業者の役員が
いかなる名義を持ってするを問わず、暴力団
関係者に対して、金銭、物品、その他財産上の
利益を与えると認められるとき。
2ヶ月を経過し
かつ改善されたと
認められるまで
(2ヶ月以上
6ヶ月以内)
全都道府県

(4)

有資格業者である個人、有資格業者の役員
又は有資格業者の経営に事実上参加している
者が暴力団関係者と密接な交際があると認め
られるとき
 
※新規追加
2ヶ月を経過し
かつ改善されたと
認められるまで
全都道府県

  ※ 青文字は改正前
  ※ (4)は新規追加用件
 
 
 (3)所見
 
 
   暴力団関係者との密接さをどのように定義するかは非常に難しい。また、警察との連携も

  必要であるとの事から、
栃木警察署と合意文書を交わし、相互に情報交換ができるような

  体制も整えたこと
で、強力に推し進めることが出来ると考える。また、警察署との人事交流も

  行い、
現職警察官が役所内にいるというのも職員としては心強いと思われる。

  条項を整えるだけでなく、人的体制も整えて暴力団関係者の排除に取り組んでいる

  市役所及び県の考え方にも先進的なものを感じた。

   
(栃木県内12市のうち、5市が警察署との人事交流を行っているとの事)


 
 

    担当者より説明を頂く
 
 

2.栃木市図書館


 
 (1)概要
 
 
  結城市でも(仮称)市民情報センターの来年稼動を向かえ、先日の議会答弁の中でも、

  年間維持費が2億7,500万円との明確な数字が答弁されました。

  それを受けて近隣の図書館である、栃木市図書館を見学してきました。

 
 
(2)図書館の規模 & 年間コスト
 
 
  ① 栃木市図書館の規模などの数値は下記の通り

                   (資料としていただいた 平成15年度公立図書館調査票 より)

開館日 ・・・ 昭和61年2月8日
図書館延床面積
 
・・・
 
2,088㎡
 
⇔ 14,396.21 ㎡
  ※(仮称)市民情報センター
閲覧席数 ・・・ 170席
図書収容能力 ・・・ 20万冊
現在の蔵書冊数 ・・・ 274,070冊
 
開館日数 ・・・ 270日 (平成14年度実績)
貸出総点数 ・・・ 248,315点 (平成14年度実績)
貸出総人数 ・・・ 74,671人 (平成14年度実績)

  ② 栃木市図書館の平成14年度決算は下記の通り(頂いた資料より)

事業名 当初予算額 支出額
図書館運営費 99,698,000   90,077,123  
移動図書館事業 251,000   133,246  
図書館自主事業費 176,000   148,515  
図書館資料整備事業費 18,000,000   17,900,438  

合計

118,125,000   108,259,322 

   
  ③ その他気になった点

   ・平成15年9月より、図書管理(貸出管理)システムを刷新

   ・移動図書車両も保有している
    (平成14年度実績で、貸出点数 9,539点 貸出人数 2,152人)




 (3) 所見
 
 
  述床面積では、(仮称)市民情報センターの7分の1ほどの施設ではあるが、

  図書館としての機能を十分に満たしており、また、採光も十分に考えられた施設となっており、

  (仮称)市民情報センターのようなガラス張りの設計でなくても十分明るいと感じた。

  また、貸出システムも今年度9月に新規システムに刷新をしているとの事であった。

  築18年を経過し、
修繕などの費用もかかることも事実であるとの話もうかがったが、

  そういった感じはなく、市民の皆さんが十分に活用されているとの印象を受けた。

  また、
図書館自体も来館者の増加を図るために色々なイベントを企画しており、

  決算内の「図書館自主事業費」がそれに当たるとの事。

  昨今の不景気の中での自治体のコスト削減の意向を受けで、平成15年度予算でも

  
人件費が前年度と比べ840万円ほど削減されるなど、厳しい中での運営を行っているのも

  事実である。
  
  図書館のホームページも開設されていた。ブロードバンド化が進んでいる中でも、

  全ての人が高速回線でつなげることが出来ない現状で、
重くなくシンプルで

  必要な機能が盛り込まれた
サイトに仕上がっている。

  また、昨今、ホームページを派手に装飾する傾向に傾き、結果的に表示に時間が

  かかってしまうという、本末転倒なサイトが多い中で、見易さ、扱いやすさが重視された

  サイトとなっている。
子供向けのページも用意され、全て平仮名でメニューが用意されて

  いるのも親切な点であると感じた。


  ( URL : http://www.library.tochigi.tochigi.jp/opac/index.html )
  
  
  結城市の(仮称)市民情報センターの場合には、図書館だけに特化した建物ではなく、

  自由度があるだけに、
その運営における企画力の有無は、利用者の増減を左右する

  大きなポイントとなるかと思われる。
また、維持費に関しても、市民の皆さんは非常に

  関心を持っている。私もいろいろな場所で(仮称)市民情報センターのコストに関する

  質問を受ける機会が多々ある。たしかにあれだけ巨大な建物を目にし、

  合併などの話題に付随して財政難の話を耳にすれば、コストに関心が傾くのも

  自然な考え方である。

  今後、結城市の顔となるであろう施設であるだけに、
運営を行う方々の企画力には

  特に期待したいと考えている。



  


館長さんより説明を頂く
 

会議室で概要説明を頂く

正面玄関

2階の閲覧コーナー
 

2階より1階を臨む…

2階の貸出コーナー

2階の個人閲覧のコーナー

窓の下のスペースも
無駄にしない配置
  

インターネットも楽しめるコーナー

幼児図書感想画点も
開かれてました
     

移動図書車両

3.栃木市の街中散策

 
  蔵の街でも有名である栃木市内を散策。

  山車会館も見てきました。

  隣で開かれている蔵の町美術館の外観も見てきました。

  (閉館時間を過ぎていたので、外観のみ見学)



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