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1.授業風景(1年生)
1年生のIT授業では、自分たちの卒園した保育園・幼稚園の生徒を学校に招待する行事が
あるそうで、その招待状をパソコンを使って作成しようという内容でした。
城西小学校の1年生は1組39名で1クラスの構成です。
1年生には1クラスに2人の先生がついていました。講師の先生とあわせて3人で
授業が進められました。また、ほかの先生も入れ替わりで指導にあたっていました。
さて、授業の内容は、2人で1台のパソコンを操作し、
① パソコンの電源を入れる
② ワープロソフトを起動して定型の文章(招待状フォーマット)を呼び出す。
③ パネル(画面上に表示された50音の入力表)を使って、マウスで文字を選択し入力
という内容で進められておりました。
1年生の子供たちにキーボードで入力させるのはまだまだ難しく、またマウスの操作に
なれることが重要な昨今のパソコンにおいては、初期の授業でマウスの操作を主体に
行うカリキュラムが組まれていることに歓心いたしました。
大人の初心者を対象にしたIT講習では、マウス操作よりもキーボード操作に重点を
おいて行われていますが、手先の柔らかく、器用な子供たちにとっては、この時期に
マウス主体で授業を行うことで、かなり早く覚えられると思います。
2.授業風景(4年生)
4年生の授業では、総合学習の中で自分たちが調べた題材のレポートのかっこいい表紙を
つくろうという内容でした。その表紙をパソコンを使って作ろうという課題で、
① パソコンの電源を入れる
② ワープロソフトを起動する。
③ キーボードからタイトルを入力し、文字のサイズを変えたり、装飾をおこなう
④ お絵かきソフトを起動し、レポート内容に関連する絵を描く
⑤ 描いた絵をカット&ペースト操作でワープロソフトに貼り付ける
という内容で行われていました。
4年生でローマ字を習うことから、キーボードでローマ字入力でタイトルを入力して
いましたが、みんなローマ字表を片手に一生懸命入力していました。
また、感心したのが、日本語入力システム(FEP)の辞書に学年指定ができるように
なっており、漢字変換をおこなっても、その学年で習わない漢字は変換されないような
仕掛けになっておりました。(これには感動すら覚えました・・・)
非常によく考えられたソフトですね。
また、お絵かきソフトで作成した絵をカット&ペースト作業で貼り付ける作業は、
これからパソコンをつかっていけば日常茶飯事的に行われる操作。この操作を、
早い段階で取り入れていることも、感心した内容の1つでした。
3.感想・・・
① 生徒たちの反応
子供たちも、普段の教科書を離れての授業で非常に楽しそうに、また、真剣に
授業を受けていました。4年生はさすがに課題の完成を目指してみんな頑張っておりました。
1年生は、まだまだ集中できず、出て歩いたりする子供たちも多いようでした。
39名で先生が2人というのもちょっと少ないかなという気もします。
あと2~3名生徒が多いと、2クラスに分けることができたそうなのですが、
来年以降、この人数で1クラス1名の先生の体制ですと、統制を取りつつ進めるのが
非常に大変そうだなと感じました。1クラス15名前後で編成ができれば、
先生方の目も行き届き、しっかりとした指導ができるのではと感じました。
単純な人数によるクラス割ではなく、現場の状況を柔軟に取り入れてクラス編成ができる
仕組みの導入の必要性を強く感じました。
② IT授業のカリキュラム
授業においては、ITを目的とした授業ではなく、何か別の目的を達成するために、
その道具としてパソコンを使うという形式がすばらしいと思います。パソコンだけの授業では
どんな機能があるかに主点がおかれてしまい、いざ自分でやってみようとしたときに
何を作るか、何を目的に行うかがぼやけてしまいます。授業の内容に上手く溶け込ませた
目的をはっきりさせたよい進め方だと思います。
また、ソフトウェアも子供向けにメニューがすべてひらがなになっていたり、辞書に学年が
指定でき、習ってない漢字が変換されないような仕掛けになっているなど、1つのソフトで
たくさんの学年に対応できる仕様になっておりました。これは元業界関係者としても
感心させられました。
お忙しい中、授業見学をさせてくださった城西小学校職員の皆さん、
どうもありがとうございました。
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